Shunkadelic's diary

思った事を好きな時に好きなだけ!

ON THE CORNER / MILES DAVIS

今回からわたしの好きな、感銘を受けたお気に入りのアルバムを紹介して、わたしの個人的な思い出と共に語りたいと思います!!記念すべきひとつめはあの有名なジャズの帝王である、、、マイルスデイビス様の72年の作品!ON THE CORNERです!

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わたしは中学の時から既にフュージョンやファンクなど様々な音楽を聴いていましたが、、、急に出会ったこのアルバムの紹介には、ヒップホップを先取りした!!前衛的で超ブラックなアルバム!!レアグルーヴ界隈にも根強い人気がある!!しかし当時は理解されずにチャートにも残らずに後に再評価された問題作!!と説明されていました!!要素が多すぎる!気になる点が多すぎたので最高すぎてすぐに手に入れちゃいました!!

 

マイルスデイビス様はKind of Blueといった正統派クールジャズを開発した人ですが、、!帝王と呼ばれる所以に、各年代ごとにまったく違う音楽を生み出してきた人です!このアルバムはちょうどウッドストックのようなロック文化との融合で生まれたBITCHES BREWの2年後に、若いストリートの黒人に向けたダンスアルバム!という程でファンクを基調としつつ制作されました!なぜなら、当時マイルス様はSly & the Family Stoneにどハマりしておりました!独特のグルーヴに心を打たれていたそう!!そして同時にカールハインツシュトクハウセンという前衛、現代音楽家にも興味を持っていました!!つまりこれまでロック、エレクトリック化に加えて前衛的要素、ファンク要素、またインド要素も加わることになったのです!!しかもリズムを重要視するあまり、ワンコードの曲が増えていきました。。

 

まるで革命のような音楽だと思います!!面白い点がいっぱいあります!!一曲目と四曲目は20分近い大長編となっていますが、プロデューサーの編集で頭が少しカットされています!何分の何拍子というレベルのカットですよ!これが前衛的すぎる!!

メンバーは総勢20人もいます!今じゃ考えられない最強メンバーで、チックコリアやハービーハンコック、ジョンマクラフリンなどはその後はリーダーとしてフュージョンに貢献していくことになりますね!!

 

録音の音質は最悪だとの噂がありますが、わたし的には音はそんなに悪くないと思っています!ただ、テープの切り貼りがはっきりわかる感じでより中身をややこしくしているイメージがあります笑 コラージュっぽいところがありますね!!2曲目から4曲目は同じセッション曲だし、そういう部分も含めて前衛的すぎます!!インド要素ということで、タブラやシタールはめちゃくちゃ目立ちますね、あとワウが土臭さを増す効果があるので、より民族音楽のような雰囲気がありますね、、!!ただ、やっぱりファンクとしての素材が沢山ありますので、そういう部分がフュージョンに入るのかと思います!!

 

わたしはどんなに長くても心地がいい曲なら飽きませんね!これはまさにファンクアンビエントといってもいいと思いますね!笑 寝れませんが!一曲なのに曲の名前がいくつか別けられているのも珍しいと思いますね、、、Mr Freedom Xという名前とか最高だと思いますね!マイルスのトランペットはワウワウいっているし、出番がすくないと批評がありましたが、、、存在感が他とは違うと思います!その場を支配する力がありますし、マイルスの音だとすぐにわかりますね!

 

あとジャケットがいかにもファンクっぽくて好きですね!そのせいでわたしは中学時代からアルバムを持ち歩いたりもしましたね、、、だれにも共感を得られませんでしたが、、今からでも布教活動はしたいですね!!間違いなくわたしのバイブル的なアルバムになったことは確かです!!まだまだ解明できていないこともおおいですのでこれからももっと解明していきたいと思いました!!ではまた!