ミニマリズム研究
ミニマル=必要最小限
というわけでミニマリズムについてあーだこーだ言いたいと思います。とにかく、モノは少ない方がいいという思考ですね!
どの分野にも当てはまることなんですけど、リッチなものが良いものだ!とか数がたくさん揃ってるから良いものだ!とか色んな飾りがしてあるからいいもの、なのではなくて、ぼく的解釈は単一すなわちひとつの素材でいいもの、最高なものがあればそれで十分じゃないかと思うわけです。こまかいジャンル分けされたものをできる限り少なくした方がすっきりしてますよね。
例えば、ファミコン音楽。これは、三音+ノイズです。一音の役割がちゃんと整っていて、さらに最高の音色だったら唯一無二の存在となるわけです。すると他の音はなくていいんじゃないかと。
1. 主旋律
2.ハモリパートやコード感をだすパート
3.ベース
4.リズムパート、ドラム
これだけでもう音楽としては十分すぎませんか??
バンドでいうと、ボーカルとギターとベースとドラムですよ。成り立っちゃいます。
そこにミニマリズムと結びあわせたときに、そのひとつのパートが超完成度高くて、いい音色だとすると、もう他の音を足しちゃうと、かえってじゃまになっちゃって、なんならその隙間を四音で埋めちゃってる感を楽しもうよ!と、ひとつでもかけたらやばい!感を楽しむ方が好ましい場合がでてくるんです。芸術において。
ミッフィーとかでもわかりやすいんですが、使用する色は限られていて毎回同じ色味が使われます。絵本にでてくる絵はとてもシンプルでごちゃごちゃしていません。キャラクターの絵、背景、たべものの絵、家具の絵、おうち、など描かれる時は、大きく簡潔に描かれます。それはある種のミニマリズムといえるでしょう。
音楽をするときは、ぼくはミニマリズム的な意識を必ず持っています。それは必要最小限の音で演奏することもそうだし、ギターひとつでコードもベースラインも合いの手もソロもしちゃいます。バンドでギターを演奏するときは、使用するエフェクターは出来る限りわかりやすい分類わけをします。ブースト、歪み、ディレイ、リバーブ、飛び道具的エフェクト、などですね。アコースティックの時などは、ギターとVOXアンプのみで十分です。音をアンプでセット出来ちゃうので優れものです。いいものはしたいことがひとつで全部できちゃいます。ドラムでもぼく的には、スネア、ハイハット、バスのみで成り立つと自覚しています。
極端なミニマリストの場合、ものは出来る限り減らせ!ってなっちゃうと思うので、例えば、自分の部屋にはベッドと机とパソコンと服をしまうスペースだけでいいとかなっちゃうイメージがあります。
でも突き詰めるのは普通の人は無理ですよ!!いろんなものに頼って生きていきたいし、いいものなんていっぱいありますからね。色んなことが好きだしほしいし、したいってなると必然的に増えていっちゃいます。
そこでぼく的ミニマリズム解釈はこちらです。
・自分のすきなものをジャンル分けする。
・なにかをする時、なにが無いと成り立たないのか考える
・常になにかひとつで代用できるものがないか探す
・数の多さよりもひとつの質の高さを意識する
・あってもなくてもいいものを見極める
・それでも欲しいものがでてくると、それがじぶんの個性である
・全体像を把握できるように、ものをジャンル分けして、理解と知識を深める、また心ゆくまで愛す
以上がぼくの思うミニマリズムでした!!!
じぶんのすきなものを理解して、そのなにかの事柄をより深く入り込むことができるチャンスではあるし、また無駄なくすべて落とし込んで利用することが可能なので(概念)ミニマリズムはとてもいいと思っております。
いやぁ、ひさびさに少々考えましたな。こういう話題が大好きなのでね。たまには向き合いたいです。
また次も楽しい話題で!!では!